男性のムダ毛処理は、カミソリがとても簡単で誰でも一度は経験がありますよね。お風呂に入った時に手軽に処理ができますし、剃ったその瞬間は肌がつるつる。
しかしメリット以上にカミソリの処理方法はデメリットも多く、正しく理解しておかないと肌トラブルになる可能性があるのです。
ムダ毛があるほうが男らしいというのは昔のこと。今はすべすべでなくても多少のお手入れは必要不可欠です。ではカミソリで処理する際の、メリットとデメリットについて詳しくご説明していきましょう。
手早く処理できるメリット
男性のムダ毛は、カミソリを使う人がとても多いですよね。一番のメリットは手早く処理ができる点で、毛抜きを使う痛みもなく短時間で広範囲が処理できる魅力と言えるでしょう。
男性のムダ毛は毛が太く硬いので、シェーバーではしっかり処理できないことも多いですよね。カミソリなら皮膚の表面に出ている毛をぎりぎりのところから処理できますので、その瞬間はつるつる肌をゲットできるでしょう。
足や腕、胸毛などムダ毛が濃くて目立つ部分は石鹸やシェービングフォームを使えば、簡単に剃れるので、お風呂に入ったついでさっと済ますことが出来るのです。
カミソリは髭剃り用タイプを使って、ボディのムダ毛処理もできますので、あれこれとこだわりたくない人には、とても便利なツールと言えるでしょう。
お金がかからないメリット
家庭用脱毛器やメンズ脱毛サロン、ドラッグストアで販売している除毛クリームなど、効果が期待できるものはコストがかかります。
しかし、カミソリなら一度購入すれば何度も繰り返し使用できますし、使い捨てタイプなら100円ショップで袋入りなども購入できますよね。
セルフで行うムダ毛処理は、一度だけでは済みません。なんども継続して処理が必要になるので、できればコストを抑えた方が安心ですよね。
カミソリ自体は高額なタイプもありますが、脱毛関係のツールでは一番安いと言えるでしょう。
シェービングフォームを切らした場合も、石鹸さえあればOK。わざわざ脱毛ワックスや除毛クリームをお店に買いに行く手間を考えると、とても安価で便利な存在です。
すぐに生えてくるデメリット
男性のムダ毛をカミソリで処理すると、すぐに新しい毛が生えてくるような気がしませんか。カミソリだと早く生えるのは、剃ると毛根が刺激されて生えやすくなるという可能性があるからです。
夜剃っても朝起きるとすでにチクチクになったりしますよね、これを防ぐためには毎日髭剃りをしないといけません。髭剃りだけではなく、毛深い人はカミソリを使うとカットした毛の断面がとがっているため、伸び始めがとても不快になりやすいでしょう。
忙しい朝の時間に髭剃りをせずに仕事に行くと、徹夜したのか夜遊びしたのか誤解される原因に。簡単ですぐに処理できる反面、剃る頻度がとても多くなりますので面倒くさがりの人にはオススメできません。
カミソリ負けするデメリット
カミソリでムダ毛を処理すると、刃で皮膚の表面を傷つけてバイキンが入り炎症やかゆみの原因になります。肌が弱い人はカミソリ負けをしやすいので、アフターケアもしっかりやらないといけませんよね。
カミソリ負けは傷を残すだけではなく、外部からの刺激により肌のメラニン色素が活発になります。すると毛穴の色素沈着が起こりムダ毛を処理しても、肌が黒く見えて毛穴の黒ずみも消えなくなってしまいます。
さらに肌の表面はボツボツになり、不潔感がさらに増す原因に。セルフの処理方法はどんな手段を使っても肌にダメージを与えやすいもの。そのなかでもとくにカミソリは、直接的に負担がかかり肌のバリア機能も低下し乾燥肌になってしまうことが多いでしょう。
背中のムダ毛処理ができない
カミソリを使った処理は、自分で見える範囲が限度です。男性のムダ毛は正面だけでなく背中の毛、尻毛、太ももの裏側など、自分では届かい部分こそ注意したいところです。
アンダーヘアのようにとても肌がデリケートな場所は、カミソリを使うと危険。後ろ向きで鏡を見ながら背中のムダ毛処理をするのも、ケガの要因になってしまいます。
肌の状態がよくわからない部分は、剃り残しがあるだけではなく、ニキビなどの突起物をカミソリで傷つけ出血することもあるでしょう。
このようにカミソリは簡単なツールではあります。だからこそ安易に使ってしまう人が多く肌トラブルになるケースが増えているのでしょう。毛深い人だけではなくムダ毛が薄い人にもオススメはできません。
まとめ
男性のムダ毛処理は、カミソリを使うことはもちろん、毛抜きや除毛クリーム、脱毛ワックスなど、どの方法が一番自分に合っているかメリットとデメリットの両面で判断することが大切です。
カミソリは一番手軽な方法なので急な場面でも手早く処理が可能です。しかし、カミソリを含め、どのセルフの方法も結局は一時的な除毛効果しかない場合が多いといえます。
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